第100回竹原義二氏(大阪市立大学教授)、矢田朝士氏、小山隆治氏
タイトル |
第一部「石井修から学んだもの」 第二部「旅×人×建築」竹原義二氏と矢田朝士氏によるトークセション |
日時 |
2011年3月19日(土)18:30〜20:30 |
会場 |
神戸市産業振興センター3F ハーバーホール |
第100回記念のアーキテクツサロンは、2部構成とし、第一部は、竹原義二氏をお招きし、師匠の石井修先生から学んだものをテーマに修業時代のエピソードや石井修先生の建築に向かう思想や大切な必然を、石井修先生自邸(目神山の家)を題材に春夏秋冬1年を通した建築と自然の関係や人の行為をスライドで分かりやすく説明していただいた。
また、スタッフとしての修業時代、石井先生と現場へ出向くときの準備や、素材の選定に山へ入り一本一本確認する思いやりなど、建築家としての心得、側面を無意識の内に引き継いでいる師弟関係を披露していただいた。
第2部は、無有建築工房OBの矢田朝士氏と小山隆治氏に登場いただき、竹原師匠と3人で「旅×人×建築」をテーマに対談方式で語っていただいた。
竹原事務所での一番心に残る思い出話しから始まり、3名それぞれが旅をテーマに持ち寄った写真をスライドで紹介しながら、何故心に残っているのか?一枚の写真の中に納めたかった焦点や、写真が語りかけてくれる時間や風景を各々の建築を通したフィルターで説明していただいた。
最後の質疑応答では、竹原事務所になんとしても働きたい学生からの懇願に竹原先生も苦笑しておられた。