乙仲通界隈プロジェクトについて

乙仲通界隈プロジェクトは、私たち兵庫地域会が、社会に対する公益活動の一環として2015年度より取り組んでいる地域のまちづくり支援活動です。

乙仲通は、神戸市中央区の栄町通と海岸通の間を東西に延びる、長さ約800mの通りです。界隈には、かつて海運仲立業などのオフィスとして使われたビルが建ち並び、さまざまなショップやギャラリー、アトリエやカフェなどが軒をつらねています。
若者にも人気があり、魅力的な地域ですが、阪神淡路大震災で被災したビルの跡地がコインパーキングとなって散在していたり、通過交通や駐停車が多く、決して歩きやすいとは言えない状況であったりと課題もみられます。

私たちは、この地域の活性化に取り組んできた地元組織「乙仲通界隈プロジェクト委員会」と連携し、関西圏の学生や地域住民の参加を募り、連続ワークショップを通して、乙仲通界隈のまちづくりをサポートする事業を始めました。ワークショップでは乙仲通界隈のフィールドワークを行い、学生が都市や建築の専門家と議論を交わします。地域の調査、分析や具体的なプロジェクトの提案などを通して、地域にとっての望ましい将来像を描き、乙仲通界隈のまちづくりに貢献したいと考えています。

乙仲通界隈デザインワークショップ『乙仲さんぽ2017』提案発表・意見交換

日時

第1回ワークショップ 2月20日(火) 開場13:30~ 14:00~17:00

会場

こうべまちづくり会館 兵庫県神戸市中央区元町通4-2-14 / http://www.kobe-machisen.jp/

詳細情報

兵庫地域会では、地域のまちづくりの支援活動の一環として、2015年の夏から神戸乙仲通で連続ワークショップを行ってきました。これまでの活動の中で、乙仲通界隈についてのさまざまな意見が出てきました。特に、乙仲通界隈を訪れる人にとって、よりわかりやすく、界隈としてのまとまりを示すような、共通のサインや照明などがあった方がいいのではないかという意見や提案が多くありました。 そこで今年度は、上記の活動の実績を基に、乙仲通界隈のフィールドワークを行い、地域の声をヒアリングし、具体的なデザイン提案を通して、地域にとっての望ましい将来像を模索してきました。その提案発表となる第四回ワークショップを開催致します。皆様のご参加をお待ちしております。