炬口プロジェクトについて

2013年4月13日に淡路島を襲った震度6弱の地震により洲本市炬口地区では、倒壊は免れたものの多くの家屋が、屋根瓦が落下するなど大きな被害を被りました。震災当時既に860世帯で概ね40数軒が空き家と化しており、人口減少と高齢化による地区の空洞化やコミュニティーの脆弱化など、又将来の南海トラフ大地震で発生する津波に対する対策も必要な西日本太平洋側沿岸部の集落が抱える課題を凝縮したようなまちです。
一方で後背には炬口城址と呼ばれる自然の地形を利用した山城が遺構として残る群生した竹林を抱えた里山があり、狭隘だがヒューマンなスケールを湛えた魅力的な路地空間と甍の町並みと相まって、かつての漁村集落の面影を伝える歴史的なまちでもあります。そして、漁港の脇には現代的な海水浴場やヨットハーバーもすぐ目の前に広がり、新旧合わさった地域資産を活かせば様々な可能性が見いだせる地区でもあります。
2015年度より兵庫地域会では、JIA近畿支部都市デザイン研究会メンバーと一緒にこの炬口地区でのまちづくり支援を公益事業の一つのモデルケースとして、地域住民の方々と模索しながら取り組んでいます。

2017年度の活動予定

地域の課題や可能性を引き出すために引き続きタウンミーティングを開催していく予定です。
2016度は洲本市出身の関西大学3回生の学生にも参画して頂き、地域全域の模型も議論活発のツールとして製作します。

第3回視察
日時 2016/03/16(水)
出席者 八木康行(兵庫地域会/都市デザイン研究会)
栄宏之(兵庫地域会)
関西大学建築学科2回生(太田、小川、新島)
  • 洲本市都市計画課にて都市計画図入手、炬口地区全域の建物事前調査を中心としたフィールドワークを3名の関西大学2回生に協力してもらい行いました。