関連フォトギャラリー-PHOTO GALLERY-

建築実績フォトギャラリー

N邸/古民家再生の家
慶応3年以前に建てられた築後150年の古い民家の再生。耐震補強と居住性の向上により、懐かしい風景を残しながらモダンな住居として再生された。閉塞的であったダイニングキッチンは、本来の空間の豊かさを持った吹抜けのある家族の憩いの場へと再生を行った。

関連フォトギャラリー

景色と共に生きる家
山のふもとの緩やかな傾斜地に建つ二世帯住宅。古くからある集落、背後にそびえる山々の景色の中に住宅が溶け込むよう外観に配慮した。また吹抜けのリビングダイニングにはハイサイドライトの開口を設けるなどを行い、周囲の景色を内部に取り込んでいる。

関連フォトギャラリー

高見医院
のどかな田園風景が広がる土地で、道路に面した北側には小富士山が望める。明るい診療所とするため診察室を南側にまとめ、待合室は天井を高くし大きな開口を取ることで、小富士山が望める、落ち着きのある空間となっている。内装は清潔感のある白を基調にシンプルな形状でまとめ、人が触れる床、手摺などには木を使用することで、やわらかい空間となるように配慮した。(写真撮影/松村芳治)

関連フォトギャラリー

日野整形外科
新しく駅が近くに建設される、間口53m、奥行き15mという細長い形状の敷地に建つ診療所。北側道路の敷地であるが、診察部門にはハイサイドライト、待合室は全面開口を設けることで、非常に明るい診療所となっている。外観は新しくできる駅・道路からの見え方を第一に考え、見る角度によって表情を変えるファサードにより、地域の顔として町に賑わいをもたらす事を期待している。(写真撮影/松村芳治)

関連フォトギャラリー

石丸小児科(医院再生)
長年地域に貢献したRC造の入院施設のある診療所は築50年が経ち、その間に周囲は都市化が進み、医院の存在感は希薄となっていった。再生に当たっては、外観の手直しによるイメージの一新、そして患者に使いよく、居心地の良い待合室になるよう配慮した。全体的にシンプルな形状にまとめ、ワンポイントで曲面の壁や、鮮やかな配色を行うことで、小児科らしいかわいく楽しみのある明るいデザインを目指した。


建築家プロフィール-ARCHITECT INTRODUCTION-

関連フォトギャラリー
1949 兵庫県生まれ
1973.03 神戸大学工学部建築学科 卒業
1973.04 株式会社小野建築設計事務所 入社
1986 古田建築設計事務所 設立
2000 第25回建築士事務所全国大会奨励賞「O内科」
2004 関西電力「住まいの設計コンテスト」リフォーム部佳作「N邸/古民家再生の家」
第29回建築士事務所全国大会奨励賞「N邸」
2007 株式会社古田建築設計事務所に改組

■資格
JIA登録建築家/一級建築士

建築家からのメッセージ

建物はクライアントの要求される機能を適えるものでなければ意味がありません。クライアントとの打合せを通じ機能を整理し、その建物がもつべき本当の姿を探し出します。しかし、機能だけでは味気のない建物になってしまうでしょう。
私は建物にはその機能を活かした美しい姿が必要だと考えています。
機能とデザインの在るべき関係、用と美の調和こそ必要なのだと確信しています。
他面、建築は多大な資源を使用するという面があります。限られた環境のなかでは、建築がストックとなるように、エネルギーの浪費が少なくなるような計画が求められています。新築の建築だけでなく、古い建築を再生し活用していくことも一つの手段と考え、古民家再生や医院再生といった再生提案にも取り組んでいます。


会社名: 株式会社古田建築設計事務所 
代表者名: 古田 充
TEL: 0794-22-8881
URL: http://www5a.biglobe.ne.jp/~frt/